リーグ最強王者決定戦 2nd Leg Shrap＆Crisp武蔵野戦後コメント

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＜総括＞

今日の結果を、これまでクラブに関わった全ての人に捧げます。
今までのご支援、本当にありがとうございました。

前回を２点差でリードしての今日ですから、いかに試合を閉じるか、終わらせるか。それを最大の課題と考えていました。ホームですから、勝って優勝を迎えたい―それは確かに本音としてありましたが、打ち合って点の取り合いという展開になると、追う方が心理的に優位に立つものですから、その糸口を与えてはいけない、そういうことです。また、２点差でホームというのは気の緩みを生じやすい状況でもありますから、選手の皆さんに緊張感を持たせるべく意図的に難しいタスクを負わせた、という面もありました。…以前、桜花杯ファーストレグで同じようにホームでの無失点を課しましたが結果としてそれは達成できなかったことを思うと、チームが成熟したことを感じます。


＜質疑応答＞
Ｑ：星乃、弥生というスタメンはやや予想外だった
Ａ：確かに二人とも出場時間で見ると少ない方ですし、私たちのベストメンバーではないのではないか、そう考える方も多いかとは思います。しかし今日の目的―いかに相手の攻勢を抑えて無失点でいくか―という目的を考えると、豊田さんや松田さんをサイドに使うのも怖い。加藤さんも前に出るきらいがあります。サイドアタックを仕掛けるのでなくディフェンスファーストという考えから入るとベストの人選でした。

Ｑ：前半は睨み合いで狙い通りだったが後半は集中砲火を浴びた
Ａ：向こうは美咲さんが利いていましたね…やはり出すべきではなかった…あ、でもそのときは星乃さんはいないですね、そうですか…途中から取り入れている前線からのチェイスが今日、前回と空振りでしたから、それも拍車をかけたかと。

Ｑ：前回は２－０で勝っているが？
Ａ：スコアはそうですが、中盤でのパスカット、前線に入れるクロスという、年間通して多く、私たちの持ち味と言える部分の数値が低かったというのはいつもの試合運びは出来ていなかったということで、「無失点」を強調した理由のひとつです。３バックに３人貼り付けて自由を奪い、容易に繋がせないというのが目算でしたが、両側に張り出した咲野さん、神条さんを抑える動きが意識できていなかったこともあって苦しい展開を強いられました。今季の失点が少ない、というのも守っての成果ではなく前に出る動きで相手の攻勢を削ぐ、という部分の方が大きかったのでしょう。…前線からのチェイスもまだまだ考慮の余地があるということです。

Ｑ：悲願のリーグ制覇、おめでとうございます。そしてありがとうございました
Ａ：はい、次も継続していきたいですね。


＜選手コメント＞
【スプリングサンズ　秋穂　選手】
（キャプテン）
ありがとうございます！ありがとうございます！！ありがとう…！

【スプリングサンズ　鞠川　選手】
（決定戦２試合完封）
いやもう、「SSSは誰がキーパーでも同じ」なんてね、やっぱ言われたくないんで。やっと仕事が出来たって感じかな。

【スプリングサンズ　星乃　選手】
（スタメン、左サイドを堅守）
あす…咲野選手の動きが際立っていたので、前に出るのは控え目にと言われてましたが、出る暇なんかなかったです。最後までピッチにいたかったんですけど。（桜花杯、ファースト、セカンドステージ制覇を一人で体験しているが？）運がいいっていうのは痛感します。ありがとうございました！

【スプリングサンズ　弥生　選手】
（スタメン起用）
私がこの大事な試合に！？って思いましたけど、とにかく目の前の人にボールが入ったら付け、っていういつも通りにやるつもりで。後半はユース上がりの５人揃ってピッチに立ってた時間もあって嬉しかったです。ありがとうございました！