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<総括>
ホーム最終戦ということもあり、それを勝利で飾れたことは何より喜ばしいことです。ただ、何というか。劇的で痺れる勝ち方なんですが、決定力がもう少しあれば楽に試合が運べたのかな、という気分はします。(EWIとSCMドローの報を聞き)…そうですか、私たちにとって朗報なのかどうか、今ひとつ不分明ですね…。
<質疑応答>
Q:このところは節を曲げた3バックを継続、結果が出ている
A:節を曲げた、というか…DFラインの数自体に拘りがあるわけではなくて、出発点は数的優位をいかに多くの局面で作るか、というそのことです。一時2バックだなんだ、と言われた事もありましたが、あれだって前線でワントップを張れる人材がいないから2トップにするしかない、中盤も3-5-2に打ち勝つ多くの人数をかけようと思えば6人入れたい、前線2人で中盤6人ならDFは2人にしかできない、という順番なんで。ファーストステージでラインを高く、CBを二人で、という形を多くやってきたこともあって、裏を取られて失点、の局面も多かったですが、代償として選手の皆さんに「ボールに早く、多く集まる意識」が高くなってきたので、じゃあ少し重心を後ろにしましょう、だったらDFは2人から3人にしてもいいですね、ということでこの頃は3バックにしています。
Q:ただ、並木はCBというよりはSB的に前に出るようにも見える
A:そこは色気というか保険というか。結局中盤を削る形で3バックにしてますので、左からのオーバーラップをオプションに組み込んでいざというときの数的優位を確保する、ということです。…まあ、たまに舞さんとかが勝手に上がっていくのは何とかして欲しいですが。
Q:青葉をこの大事な時期、トップ下に抜擢は少々意外だった
A:トップ下、ですか…位置的にはそうなってしまいますけど、トップ下は攻撃の組み立てではなく守備の一番手である、と認識しています。特に中盤は5ボランチであり5シャドーであり5人のサイドアタッカーである、そういう意識で臨む様にという話は選手の皆さんには繰り返ししています。トップ下だから攻撃のことだけ考えていればいい、ではこのチームはやっていけないので。
Q:その青葉はPOMを獲得、期待に応える活躍だった
A:ちゃんと準備をしていてくれた、というのは非常に喜ばしいことです。秋穂さん、御手洗さんに続けるかどうか、という位置づけと役割の選手なのでこの結果は自信にして欲しいですね。ただ、ポジション間の競争は熾烈ですがそのレベルはあまり高くないし、スタメンを固定できていない、ということでもありますから一長一短ではあります。
Q:最後はアウェーでの九州ダービーとなる
A:…全力を尽くします、それだけですね。言える事は。
<選手コメント>
【スプリングサンズ 秋穂 選手】
(キャプテン)
ヒヤヒヤしましたけど、ここまで来れたのはみんなが一生懸命持てる力を発揮してくれたからだと思います。最後はアウェーですけど近い大分なんで、サポーターの皆さんも一緒に戦いましょう!
【スプリングサンズ 千鳥 選手】
(3試合連続、決勝ゴール)
やー、さすがに今日はヤバいかなーって思ったけど、開始から優美や林檎が(相手DFを)追い回してたから、疲れてたのかも。
【スプリングサンズ 青葉 選手】
(2ヶ月ぶりの起用がスタメントップ下、POMの活躍)
もう今季は出番なしかなー、とか思ってたんで驚きました。っていってもすることは他のところとあんま変わらないんで(笑)、出すボールは丁寧に、アタッキングサードでミスパスしないように、それだけ気をつけてたんでPOMとか出来すぎですねー(笑)
【スプリングサンズ 天宮 選手】
(前半で負傷交代)
チームの流れはよかったので、あそこで代わらなきゃいけないのは辛かったです。最終戦はスタンド観戦になりますけど、みんなはきっと勝ってくれると信じています。
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