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このたび 鞠川奈津絵、小野寺桜子、秋穂みのり 各選手が代表23名のメンバーに選出されましたのでお知らせします。
各選手は1月13日より静岡Jクラブにおいて一週間の代表合宿に参加。1月20日より開催の親善カップを戦う予定となっています。
鞠川選手コメント
「正直ないだろうって感じだったんで驚いてます(笑)。チームの失点は少ないけど、個人成績としては微妙だし…まあ、二階堂が主将ってことなんで、私は経験豊富なベテランとして若いみんなにアドバイスをしてくれ、みたいな形なんじゃないですかね?そんなに年取ってないつもりなんだけどなあ…」
小野寺選手コメント
「やっぱ前回の韓国とは違って、もっと大きくて強い相手ばっかなんだろうけどですね。そーゆー相手の方が燃えるっていうのはあるんで。今回もスタメンとシャットアウト狙っていきます」
秋穂選手コメント
「得点は前回挙げられたんで、今回はチームのバランスを取りながら積極的に前にも絡んで行って、って言う部分でらしさを出せればと思います。応援よろしくお願いします!」
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<総括>
まず勝てたことは非常に喜ばしいことです。ただ、今日は勝ったことよりも取れた2点とも相手陣内にボールがあれば素早く寄せて次のチャンスを狙う、というシーズン開始当初から言い続けてきた形を実践できたことが喜ばしいことではあります。そして、今日の結果はまだ半分しか過ぎていない、とも言える訳で、アウェーゴール2つを奪っての勝利は有利かもしれませんが絶対ではありません。何より、今までもSCMさんにホームで2点取られて負けた事は何度もあるわけですから。とにかく次、次が終わってのことです。全部。
<質疑応答>
Q:早い時間帯で点が取れ、いい流れに持ち込めた
A:全くそうです。…試合前から緊張していた人も多くて心配だったのですが、あれで大分楽になりました。アウェーだから守備的に、というのはある意味セオリーですがアウェーゴール倍付けのルールがある状況下では必ずしもそうは言えないと思います。その大事なアウェーゴールを奪えましたから、これは重畳と言うべき結果ですね。
Q:今日も千鳥が決め、エースと呼べる出来
A:ちょっと疲労は心配でしたが、ここまで来たらそうも言ってはいられないので無理してもらってます。これは千鳥さんに限りませんが、あとは秋穂さんや舞さん、小野寺さんも結構こき使ってますね。あと一試合頑張って貰いたい物です。
Q:久しぶりに起用の豊田が今日は当たっていた
A:左サイドアタックをこのところ作戦に取り入れていますが、逆に振ることを前提にしているので、実のところ攻撃の鍵を握るのは右に配した選手だったりします。…もともと、サイドアタックを作戦に組み込んだところで最終的に上がる、上がらないという判断は選手自身が下すものですから、サイドアタックを成功させるならよく上がる、上がりたがる選手をそこに起用する、ということが何よりの近道です。今日の豊田さんはその意向をよく汲み取って動いてくれました。
Q:次はホーム戦、有利な状態で迎えられる
A:…第二回桜花杯決勝の残り5分、何人もの人が―これは私も含めて―勝った、そう思っていたはずです。しかし結果はあの通り。「勝った」とか「有利」とか、そういうのが一番危ない精神状態ですので。そこをきっちり締めて次の試合を迎える―それが一番大事ですね。
<選手コメント>
【スプリングサンズ 秋穂 選手】
(キャプテン)
序盤はペース握られて結構まずい感じでしたけどかなめのゴールで流れを引き寄せられました。とにかく次です!それを勝ちます!!
【スプリングサンズ 千鳥 選手】
(リーグ戦から数えて5試合連続ゴール、先取点)
いやあ、いっぺん跳ねたからやべっ、と思ったけど無理矢理合わせた。首取れそうだよー(笑)
【スプリングサンズ 永倉 選手】
(先制点をアシスト)
人かボールかどっちかを追え!っていうのはずっと言われてて、ボールを追ったら逆の方に来ちゃったけどまあいいか、で突っ込んで上げたら決めてくれた(通訳谷崎氏)。
【スプリングサンズ 豊田 選手】
(追加点のミドルシュート)
1点勝ってるんで、絶対向こうは攻めにくるし、そうなると押し負けちゃいけないんで、とにかく前に行こうって決めてました。シュートは…打つ直前キャプテンに睨まれたけど入ったからいいかな?
謹賀新年 2008
新春のお慶びを申し上げます
昨年も春日スプリングサンズに熱いご声援
格別なご支援をいただきありがとうございました
お蔭様で2007年セカンドステージを制覇し
悲願の初タイトルを獲得することが出来ました
今年も皆様と喜びを分かち合えますように
チーム一丸となって全力で戦い続ける所存です
本年もよろしくお願いいたします
2008年1月1日
<総括>
まず、今日この地に赴いて応援をして頂いたサポーターの皆さん、本当にありがとうございました。
とにかく勝ててよかった。今日は序盤からいい流れを作れず終始押し込まれていて、最終的に2点差が付きましたがそれも終了間際でのことですから、ほとんどの時間を押し込まれていたような印象が強くて。ダービーと言うのは怖いものだと痛感しますね…。
<質疑応答>
Q:序盤から積極的に仕掛けられ、悪い流れだった
A:3バックの悪い面が出ました。両サイドが引いてしまうと、どうしても受けに回る形になりやすい。それが嫌で長い間4バックを通してきたのですが、そろそろ前に出る意識が強くなって結果も出ているのだろう、そう思いましたがまだまだ浸透してはいないということです。それに加え、今日はSKUさんの3トップも仕掛ける意識が高く、手を焼かされました。
Q:連勝中ということもあって士気は高かった
A:士気は高くとも蓄積した疲労は誤魔化せません。殊に秋穂さんは心身両面での疲労があったようで動きが重かったですね。そうなると山崎さん一人でバイタルを見るのは難しい、サイドのケアも要る、あとは押し込まれる一方、という悪循環です。…本当に、前半30分で1点取られていたら試合の勝者は入れ替わっていましたね。
Q:千鳥がハット、絶好調だった
A:足向けて寝たらばちが当たりますね(笑)。本音はもう少し早い時間帯で何とか、と思わなくはないのですがそれは贅沢というものでしょう。ただ、明確な軸が出来てしまうと対戦相手に対策を練られるので一長一短ではあります。
Q:これでステージ制覇、悲願の初タイトルとなった
A:あと2試合出来る、しかもそれがリーグ最強を決める試合であるということは素晴らしいことです。ただ、それもあくまで今季は、ということに限っての話ですので。とりあえずアウェーゴールを奪って帰る―それが第一目標ですね。
<選手コメント>
【スプリングサンズ 秋穂 選手】
(キャプテン)
ありがとうございます!自分は最後までピッチにいられなかったのが残念でしたが、私がなんだかんだ言わなくてもみんな、それは選手だけじゃなくて裏方さんとかサポーターさんとか、そういう人たちの気持ちが一つになっての結果だと思います!本当にありがとうございました!
【スプリングサンズ 千鳥 選手】
(4試合連続、ハットトリック)
もう出来すぎ出来すぎ(笑)。1点PKだし1点ごっつあんだし。とにかく、入ったそのステージで優勝とか想像してなくて。決定戦も決めます!
【スプリングサンズ 春日 選手】
(決勝点を導くアシスト)
とにかく流れはよくなかったんで、前へ前へ行かなきゃ、と思ってて。アシストになったクロスは左で蹴ったからコントロールできなくてマズいなー、と思ったけど上手く合ってくれました。
【スプリングサンズ 遠藤 選手】
(トップ下で先発)
やっと一番になれた。ここに来て本当によかった。
<総括>
ホーム最終戦ということもあり、それを勝利で飾れたことは何より喜ばしいことです。ただ、何というか。劇的で痺れる勝ち方なんですが、決定力がもう少しあれば楽に試合が運べたのかな、という気分はします。(EWIとSCMドローの報を聞き)…そうですか、私たちにとって朗報なのかどうか、今ひとつ不分明ですね…。
<質疑応答>
Q:このところは節を曲げた3バックを継続、結果が出ている
A:節を曲げた、というか…DFラインの数自体に拘りがあるわけではなくて、出発点は数的優位をいかに多くの局面で作るか、というそのことです。一時2バックだなんだ、と言われた事もありましたが、あれだって前線でワントップを張れる人材がいないから2トップにするしかない、中盤も3-5-2に打ち勝つ多くの人数をかけようと思えば6人入れたい、前線2人で中盤6人ならDFは2人にしかできない、という順番なんで。ファーストステージでラインを高く、CBを二人で、という形を多くやってきたこともあって、裏を取られて失点、の局面も多かったですが、代償として選手の皆さんに「ボールに早く、多く集まる意識」が高くなってきたので、じゃあ少し重心を後ろにしましょう、だったらDFは2人から3人にしてもいいですね、ということでこの頃は3バックにしています。
Q:ただ、並木はCBというよりはSB的に前に出るようにも見える
A:そこは色気というか保険というか。結局中盤を削る形で3バックにしてますので、左からのオーバーラップをオプションに組み込んでいざというときの数的優位を確保する、ということです。…まあ、たまに舞さんとかが勝手に上がっていくのは何とかして欲しいですが。
Q:青葉をこの大事な時期、トップ下に抜擢は少々意外だった
A:トップ下、ですか…位置的にはそうなってしまいますけど、トップ下は攻撃の組み立てではなく守備の一番手である、と認識しています。特に中盤は5ボランチであり5シャドーであり5人のサイドアタッカーである、そういう意識で臨む様にという話は選手の皆さんには繰り返ししています。トップ下だから攻撃のことだけ考えていればいい、ではこのチームはやっていけないので。
Q:その青葉はPOMを獲得、期待に応える活躍だった
A:ちゃんと準備をしていてくれた、というのは非常に喜ばしいことです。秋穂さん、御手洗さんに続けるかどうか、という位置づけと役割の選手なのでこの結果は自信にして欲しいですね。ただ、ポジション間の競争は熾烈ですがそのレベルはあまり高くないし、スタメンを固定できていない、ということでもありますから一長一短ではあります。
Q:最後はアウェーでの九州ダービーとなる
A:…全力を尽くします、それだけですね。言える事は。
<選手コメント>
【スプリングサンズ 秋穂 選手】
(キャプテン)
ヒヤヒヤしましたけど、ここまで来れたのはみんなが一生懸命持てる力を発揮してくれたからだと思います。最後はアウェーですけど近い大分なんで、サポーターの皆さんも一緒に戦いましょう!
【スプリングサンズ 千鳥 選手】
(3試合連続、決勝ゴール)
やー、さすがに今日はヤバいかなーって思ったけど、開始から優美や林檎が(相手DFを)追い回してたから、疲れてたのかも。
【スプリングサンズ 青葉 選手】
(2ヶ月ぶりの起用がスタメントップ下、POMの活躍)
もう今季は出番なしかなー、とか思ってたんで驚きました。っていってもすることは他のところとあんま変わらないんで(笑)、出すボールは丁寧に、アタッキングサードでミスパスしないように、それだけ気をつけてたんでPOMとか出来すぎですねー(笑)
【スプリングサンズ 天宮 選手】
(前半で負傷交代)
チームの流れはよかったので、あそこで代わらなきゃいけないのは辛かったです。最終戦はスタンド観戦になりますけど、みんなはきっと勝ってくれると信じています。
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